読む・学ぶ・考える見る・体験する・感じる料理する ・食べる仕事をする「事務室」だより未分類
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2012.07.27 Fri
このたびは「アミノガタ研究室」を訪れていただき、ありがとうございます。

あいにく、このブログは更新を休止しています。

あしからずご了承くださいませ。


なお、管理人はツイッターで不定期につぶやいています。
近況をお知りになりたい場合は、よろしければそちらをご参照くださいませ。
(←本画面左端にも表示されています)

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2011.12.25 Sun
みなさま、ご無沙汰しております。
3ヶ月もブログの更新をお休みしておりました。
このままブログ自体から卒業か?……という気配が(いまだ)濃厚ではありますが、
今年もあとわずかとなってまいりしたので、ここで一度年末のご挨拶を申し上げておきたいと思います。


今年も1年、ありがとうございました。


いろんなことがありましたが、家族ともどもひとまず元気で、この年の瀬を迎えておりますことをご報告申し上げます。
明日をも知れぬ状態だった、あの「3.11」直後の日々のことを思うと、
こうして無事、2011年の暮れを迎えられているということ自体、信じられないような感もあります。


非常に私的なことではありますが、ここ数ヶ月の間で、文字どおり「心が震えた」瞬間が何度かありました。

落ち葉の匂いを胸に吸い込みながら歩いた晩秋の静かな山旅と、その途中で遠望した青空に浮かぶ白い富士の姿、
追悼番組で見た、故・談志師匠の「芝浜」、
1980年代に制作されたアニメーションの名作「The Snowman」、
旧くからの知人との思いがけない再会、
などなど……。

他人から見たら、もしかしたらどうってことのないもの、かもしれませんが、
理由もなく、ただただ心が震えてしまうものと出会う瞬間、というのがたまにあります。
今年は、そういったものの「かけがえのなさ」に、思いはせた年であったように思います。

次々と押し寄せてくる雑事に翻弄され、流されがちな毎日ですが、
一方で、こういった「自分の心に本当に響くもの」を大切に拾い、家族や心ある友人たちと分かちあいながら、
ゆっくり歩いて行けたら……と思っています。



気忙しい年の瀬ではございますが、皆さまもどうか体調など崩されませんよう、
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。



2011.09.06 Tue
「いったいいつまで夏休みやってんのっ!!

……なんて声を聞こえないフリしているのも、そろそろ難しくなってきた9月はじめ。
ぼちぼち、ゆるゆるとブログを再開したいと思います。
またしばらく、おつきあい願います。


今日は、8月以降に読んだ(読んでいる)本の極私的、雑多な記録&感想などを書いてみたいと思います。
全部で4冊です。

◆ 『海辺のカフカ』 (村上春樹)
◆ 『遠い山なみの光』 (カズオ イシグロ)
◆ 『日本海軍400時間の証言』 (NHKスペシャル取材班)
◆ 『「文明論之概略」を読む』 (丸山真男)



◆ 『海辺のカフカ』

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
(2005/02/28)
村上 春樹

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村上春樹作品を読むのは、学生時代に読んだ『国境の南、太陽の西』以来、15年ぶり。
たまには現代の小説でも…と思い(あまり現代小説読まないのです)
手近な書店で目についた『海辺のカフカ』を購入しました。

久しぶりに読んでみて、じわじわと思い出しました。
なぜ村上作品から遠ざかっていたのか……

なんとも言えない息苦しさ(運命論的なものを鼻先に突きつけられるようで)
さらに、鼻をつく「ひとりっ子臭」(これは私自身が「ひとりっ子」なので、過剰反応でしょうが)
この「にっちもさっちも行かない」感じ、それが個人的に昔からどうもあまり得意ではないようです。

年をとっても、「感じ方」や「好み」というのは、案外変わらないものなのですね。。。

上下巻を一気に読んで「春樹ワールド」にどっぷり浸り、すっかり「おなかいっぱい」になってしまいました。
次に別の村上作品を読むまで、またしばらく(15年くらい?)かかる、かもしれません(笑)




◆『遠い山なみの光』

遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)
(2001/09)
カズオ イシグロ

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映画化された『わたしを離さないで』や、ブッカー賞受賞の『日の名残り』で知られる、
英国の作家カズオ・イシグロの作家デビュー作。
生まれ育った長崎の「記憶」をテーマにしていて、
ひっそりと美しく、また、そこはかとなく怖い作品でした。

特に、二重写しに描かれる、
弱きものの命を手にかけようとする女の後ろ姿……うーん、夢に出てきそうで怖い。

端正な筆致で、独特の暗さを持った情景がくっきりと描き出されています。
日本的な情趣、さらに日本女性が長らく感じてきたであろう抑圧感も濃やかに描かれていて、
こんな日本的な微妙なニュアンスが外国語(英語)で書かれたというのが驚きです(きっと翻訳も良いのでしょうが)。

カズオ・イシグロは『日の名残り』に続いて好印象だったので、
他の作品も近いうち読んでみたいと思います。




◆『日本海軍400時間の証言』

日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦
(2011/07)
NHKスペシャル取材班

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上記の小説から全く趣を異にしたルポルタージュ、NHKスペシャルで放送された同名番組が書籍化されたものです。
番組に衝撃を受けて、書籍を購入しました。

元日本海軍の軍人たちが、戦後「反省会」なるものを秘かに開き、「なぜ日本は負けたのか」「なにがいけなかったのか」を赤裸々に話し合っていたという事実。
その音声資料を発見するところから、話は始まります。

決して好戦的ではないはず(と私は思っている)の日本人が、なぜ、いつどのような判断をして、戦争へと突き進む道を選んだのか。
そこには、現代、そして自分にも通じる日本人の思考の類型、行動のパターンのようなものがあるのではないか……。

そんな自分なりの興味で読みはじめました。
冒頭からぐいぐいと引き込まれながら、読み進めているところです。




◆『「文明論之概略」を読む』

文明論之概略を読む 上 (岩波新書 黄版 325)文明論之概略を読む 上 (岩波新書 黄版 325)
(1986/01/20)
丸山 真男

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久しぶりに本屋さんに行ったら知的好奇心をちくちく刺激され、
勢いで買ってしまった新書。
丸山真男が、頼まれて私的な勉強会を行なった際の講義をまとめたもの、とのことで、
平易な言葉で語られる、ゼミのような雰囲気に惹かれました。

古典を読み、古典を学ぶことの意味は――すくなくも意味の一つは、自分自身を現代から隔離することにあります。
「隔離」というのはそれ自体が積極的な努力であって、「逃避」ではありません。むしろ逆です。
私たちの住んでいる現代の雰囲気から意識的に自分を隔離することによって、まさにその時代の全体像を「距離を置いて」観察する目を養うことができます。


な~るほど。
「丸山先生」のことばが、渇いたのどに沁み入るような感じがします。
丸山先生の下についてちょっと勉強させていただこうか、なんて気にさせてもらえました。

……とはいえ、興味のある対象が次々と現れ、そのたびに目を奪われてしまう私のこと、
この精読がいつまで続けられるものやら。




というわけで、充実の秋に向け、せめて志だけは高くまいりたいものです。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。






2011.08.13 Sat
夏です。


DSC04770_convert_20110812062324.jpg  暑いですねぇ。



DSC04774_convert_20110812080709.jpg 秋が待ち遠しいですね。



DSC04772_convert_20110813224415.jpg とはいえせっかくの夏ですから。



DSC04773_convert_20110813224445.jpg  「やる」っきゃないですね。



…ってなにを?



東京・ノガタより残暑お見舞い申し上げます。

真夏日・猛暑日続きで脳みそが溶け気味なので、
しばらくブログも夏休み、とさせていただいております。



みなさんどうぞ楽しい夏を!

2011.07.02 Sat
六月の句
ツイッターでつぶやいた六月の句を再録しておこうと思います。



植田眩し車窓にフクシマ遠くなる ―――――― 花網
仙台に向かう東北新幹線が、福島を走っているときに作った句。
車窓から眺める田んぼは田植えも終わり、なみなみと水を湛えて日の光を跳ね返していました。
福島の美しい田んぼの風景は、あっという間に新幹線の車窓を通り過ぎて行ったけれど、
いま未曾有の困難を抱えている福島に、関心と応援を寄せ続けなくては。



無常てふ言葉刻んで夏至の空 ―――――― 花網
夏至の夕、渋谷の小さなビルの最上階にあるレストランで、空を見上げながらビールを飲んでいたときの句。
暮れなずむ夏至の広い空を眺めていたせいか、
人も町も自然も遷り変わっていく…ということが急に胸に迫るように感じられた日でした。



さみしさもこの世も夢とねむの花―――――― 花網
ねむの花が好きで、胸の高さくらいの鉢植えを買い求めました。
自転車の籠にいれて鼻歌まじりで家に持って帰り、早速ひとまわり大きな鉢に植え替えるなどしながら、
しげしげと眺めて作った句。
夢見るような風情を漂わせながら、ふんわりと咲く花が神秘的です。



病葉(わくらば)を裁つこと容赦なし忌むごとく ―――――― 花編
突然襲ってきた猛暑で、買ったばかりのねむの木が、葉をすべて落としてしまい大ショック。
猛暑に水遣りが間に合わなかった夏椿も、葉を枯らしてしまいました。
それらを剪定するときの、少々投げやりな気分で作った句。



炎天に立ち尽くせし午後 忌日近し ―――――― 花編
急に気温が上がり真夏のような気候になった日、
十数年前の夏に亡くなった先輩の葬儀のことが、なぜかしきりと思い出されて作った句。




うーむ…改めて読み直すと、暑さのせいでふてくされていたのか、暗い句ばかり(苦笑)。
反省です。


7月に入りこれから夏も本番。
みなさま心身ともに健やかにお過ごしくださいませ。


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